リウマチの治療について

海里マリン病院の取り組み

充実した施設と、行き届いた看護で

リウマチの治療には、早期発見による的確な判断と、多角的なアプローチが重要です。
私たち海里マリン病院では、症状に合わせて、整形、薬物、理学、作業の4つの療法を組み合わせた、 チーム医療と、心身両面からのサポートで、患者さんの一日も早い社会復帰へのお手伝いを目指しています。
また、高齢者や障害の方々に私どもの各施設を十分に活用していただき、すこやかな生活をお送りいただければと考えております。

しっかり治療して、どんどん、歩きましょう
整形外科

リウマチ治療の中で、最も進歩した分野。それが整形外科部です。

重度のリウマチにより、寝たきりだった患者さんが整形外科手術を受けて、歩いて退院されたケースも決して特別なものではありません。 以前なら、手術後数ヶ月もの入院が必要だったものが、最近では手術の翌日からリハビリ訓練を開始するケースもあるほどです。

優れた人工関節の開発や麻酔技術の向上によって、飛躍的に進歩した整形外科による治療。海里マリン病院では数多くの手術例という実績、早期発見、早期の診断というアクティブな治療体制で患者さん一人ひとりをサポートします。

もちろん薬の無駄使いなんか、しません
薬物療法

近年、リウマチの治療薬として、抗リウマチ剤と、免疫抑制といった優れた薬剤が数多く開発されています。

しかし、どんなに優れた薬剤でも、一番大切なのは、症状に合ったものを必要なだけ、最適な分量で使用すること。

私たちマリン病院では、なによりも患者さんに応じた薬をいち早く見つけ、それら最新の薬剤を、患者さん一人ひとりの症状と進行状態、そして体質に合わせて複合的に使用する「多剤併用療法」で、薬物療法にと力んでいます。

大切なのは、楽しみながら治療すること。
家事のお手伝いも、大切な要素のひとつ。
理学療法

病気の治療だからといって、沈んだ気持ちでいては心までやんでしまいます。私たちマリン病院では、患者さんが楽しみながらできることを一番の治療と考え、理学療法を実践、高い効果を上げています。

そのひとつが、美しい浦戸湾を見下ろす温水プールで行うリハビリ訓練です。

作業療法

リウマチ患者の多くを占めるのが女性です。リウマチによって困難となったその日常生活や、家事動作などを積極的にサポートし、心身両面からのケアによる、快適な毎日の生活を目指すもの。それが作業療法です。

患者さんの症状や生活環境に合わせて、最も負担なく、日常生活が遅れるようにします。

リウマチ内科の中島利博先生が、高知新聞に連載されている記事です。
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